フィジカルが原因の選手の対処法
こんにちは。
SUBARUです。
前回、
〈イップスになる2つのパターン〉
・メンタルが原因
・フィジカルが原因
のうち、メンタルが原因の
場合の対処法を紹介しました。
今回はもう一方の
フィジカルが原因
の場合の対処法を紹介します。
こちらはある実例を
踏まえながらお話しします。
◎その選手は
中学3年生の時に
”イップス”を発症。
その時期は”成長期”で
身長が伸び、体が思うように
動かせなかった。
監督から
「肘を上げろ!」
との指示が。
その言葉を信じ、練習するが
なかなか調子が上がらず
どんどん感覚がズレていった。
高校に上がった時には
まともに投げられる状態じゃ
なかった。
この選手の問題点は
①「成長期の身体の変化に
対応できなかった。」
②「肘を上げろ!という
間違った指導法。」
以上の二点が主な問題点として
挙げられます。
肘が上がっていなかった理由は
成長期で体が硬くなってしまい、
身体の早い開きやバランスの崩れなど
からであると推測できます。
その時に肘だけを上げようとしても
うまく投げられず、
この選手はどんどん
イップスの沼にハマっていきました。
この上記の実例から
わかるように、明らかに
「フィジカル」の問題が
メンタルに影響を
及ぼしています。
このような
フィジカルが原因として
イップスになった場合の対処法は
「なぜそうなってしまったのか」
「どこに問題があるのか」
これらしっかり分析し理解する、
ということです。
上記の実例の選手でいうと、
「肘が下がってしまった
原因は何なのか。」
→「どういう流れでイップスに
なってしまったのか。」
このような、原因を理解することで
「安心」
します。
「安心」することによって
メンタルが
「安定」
します。
メンタルが安定することによって
イップス特有の
「緊張」「交感神経反射」
が起きなくなります。
あとは投球フォームや技術を
向上させるだけです。
まとめ
・「どこに問題があるのか」
・「何故そうなってしまっているのか」
を自分で分析してみて下さい!
どこかに
あなたをそうさせている
原因があるはずです!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。